12.手のひらの愛
作詞:あかぎてるや
作曲:三木たかし
咲かぬなら 咲くまでと 待つもよし
咲けぬなら これまでと 泣くもよし
見えぬなら 見えるまで 待つもよし
見ぬのなら 何もかも 捨ててよし
月の夜に ひとりほす コップ酒
望むのは ひとときの ぬくもりと
我知らず かき抱く 手のひらの夢
ひたすらに いとおしき 手のひらの愛
翔べぬなら 羽根休め 待つもよし
翔ばぬなら 岩となり 伏すもよし
云えぬなら 云えるまで 待つもよし
云わぬなら いつまでも 耐えてよし
風の啼(な)く 野の果ての 草枕
重ねれば 露宿す 汝(な)が瞳
探(さぐ)りても なお深く 手のひらの闇
ひたすらに いとおしき 手のひらの愛
我知らず かき抱く 手のひらの夢
ひたすらに いとおしき 手のひらの愛
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